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■削除依頼・管理人宛スレ■
[29]名無しさん@愛教ちゃんねる:05/11/30 04:19
うむ、苦しゅうない。
二行目、「おっしゃられる」はいわゆるレタス言葉だ。
敬意が重複しておる。気をつけろ。
「逆に」は慣用表現になったのかもしれんな。
だとしたらその背景はなんだ。
言語は必ず使い手の思考や心理が出るものだ。
つまり、若者集団が極端に言えば非論理的な思考をしているということか。
ほかにも、本来は論理関係を表す接続詞が別な意味で使われている例を捜せ。
血眼になって捜せ。
それから、「逆に」と置き換えられる接続詞は何だ。
世代の違う人の意見を聞け。つまり、アンケートだ。
若者の「逆に」を含んだ文章の、「逆に」の部分を空欄にして、
適すると思う接続詞(つなぎことば)を入れてもらう、というアンケを
若者以外の世代の人にしろ。
このとき、かならず前後の文脈がわかるものを使うことを忘れるな。
それから、接続詞の長さについても考えろ。長い接続詞は使われてないだろ。
例えば「なぜならば」「それでなくとも」「そういうわけで」「とすると」だ。
これは、メール世代の、時には略語にしてまで短い語を使いたがる傾向とつながっている。
そのことも添えろ。
そもそも、接続詞の分類はしてるのか。
大きく分けて、順接・逆接・その他だ。
その他というのは、「要するに」「のみならず」「ちなみに」「ないしは」「ついては」などだ。
もちろん、これらが話し言葉のように言い換えられていてもいい。
こういったその他の接続詞は他と比べてどうなんだ。
ちなみにこれらは明治以降にできた新しいものだ。
順接や逆接のものは中世後期からできている。
調査の結果は、必ず言語史の中に位置づけて考えて論文にしろ。
ゴールはもうすぐだ。期待している。
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